10万人の英語
- 安達洋
- 2019年10月5日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月14日
こんにちは、企業英語研修講師の安達洋です。ビジネス英語、接客英語、おもてなし英語、飲食英語で、カタカナによる「スムーズなスピーキング」を提唱しています。 私たちはこれまで約10万人以上の英語学習者とむきあってきました。その7割以上が初級学習者です。カタカナ英語を推奨するのは、長年初級者の苦手意識払しょくに努めてきた私たちなりの結論なのです。

★★★10万人の英語の根拠 ★★★
「10万人の英語なんて、話盛りすぎ!」と思われるかもしれないので、ここでこの数字の根拠をお伝えしますね。私がこの業界に入るきかっけになったのは、ビジネスパーソンとしての英語習得経験を著書「入門TOEICテスト『超』勉強法」(中経出版)にまとめたことでした。これの出版部数が約10万部で、それからもいろいろと本を出版したことがひとつめの根拠です。加えて講師派遣先企業が約100社あり、東証一部上場企業が多かったので、一社あたりの生徒さん延べ人数はだいたい100人と計算すると、これに1万人が加わります。(講演だと1回で300人以上になることもありますし、大手企業の新入社員研修も数百人規模なので、この数字もかなり少なく見積もっていると思います)。これに大学のTOEICセミナー、家庭教師、を加えても、やはり10万人は下らないと思います。
★★★数より大事なのは質 ★★★
大事なことは何人教えてきたかという数よりも どういうアプローチで学習者にソルーションを提供してきたかという質のほうだと思います。お仕事で使う英語で大切なことは、学校のテストで100点を取ることや、ネイティブスピーカー(アメリカやイギリスなど英語を母国語としている人)から褒められることでもありません。本業の時間をあまり奪わずに、言いたいことがすぐに言えるような状態に持っていくことです。この二つを優先すると、文法的正しさや、ネイティブらしい表現が多少犠牲になります。でも、何かを犠牲にしないと、本当に欲しいものは手に入らないのが世の常です。きれいな発音、完璧な文法、ネイティブ顔負けの表現力は、ほとんどの企業では求められていません。実際の仕事の現場のニーズは実はかなり初級者フレンドリーなのです!
★★★このブログで、ハードルをどんどん下げよう ★★★
このブログをきっかけに、英語に対するハードルをどんどん下げてもらいたい。これが私たちラーナーズジム講師陣の願いです。これからもどんどんカタカナ発信術をお伝えしていきますので、時々アクセスしてみてくださいね! もしかすると、ビジネス英語や接客英語のブログなのにカタカナばかりで不安になる方もいるかもしれませんが、中上級者の指導実績(このあたりは、カタカナはあまり使いません)も豊富なので、安心してお読みください。
※自学・独学、英語上達のヒントは、こちらのブログも参考にしてください。

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