接客英語を単語から始める理由2
- 安達洋
- 2019年10月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年10月16日
こんにちは、企業英語研修講師の安達です。ビジネス英語、接客英語、飲食系英語、サービス系英語、などいろいろやってます。接客英語を単語から始める理由は、私たちの話しやすさだけじゃありません。実はお客様のとっさの英語を聞くときの力も同時に鍛えられるんです。
※自学・独学、英語上達のヒントは、こちらのブログも参考にしてください。
★★★ 私たちは、「キーワード」→「単語」→「文」の順番で聞いています。★★★
ネイティブスピーカーの英語の先生がこんな英文をみなさんに言ったとしましょう。ちょっと長いので初級者の方は思わず聞き返してしまうかもしれませんね。「I think if you want to get over 500 on the TOEIC test, you should study English for more than 2 hours a day.」を自分が聞き取ろうとしているところをイメージしてください。

、"500", "TOEIC", "2 hours a day"を真っ先にキャッチすると思います。なぜなら、これがこの英文のキーワードだからです。キーワードを聞き取れれば、もう8割がた聞き取れたも同然ですね。何度も聞いたり、ゆっくり話してもらえば、他の単語も聞こえるでしょうし、場合によっては文として理解できるかもしれません。でも、通常の会話は早口で一回しか言ってもらえないので、英語のレベルにかかわらず、キーワードだけをキャッチして、「そっかぁTOEICで500点取ろうと思ったら毎日2時間勉強しなきゃダメなんだなぁ)と理解します。
★★★ 英文を読むときも聞くときも、意識は「キーワード」に ★★★
今の時代、ネットでいくらでも接客英文が見つかりますよね。音声が聞けるものもあります。そのときに、一つだけ意識してください。一見長くて覚えにくそうなものでも、その文の「キーワード」はどれなのか?例えばこんな接客フレーズがあるとします。That comes with either salad or soup. Which would you prefer?(ザットカムズ ウイズ アイザーサラダオアスープ フイッチ ウジュー プリファー?)(サラダかスープが付きますが、どちらがよろしいですか?)。読むときは、キーワード「salad or soup」「Which」「prefer」に注目します。音声がついているときも、やはりこの3つだけキャッチできているかどうか確認してください。こういうことに慣れておくと、とっさに同じ英文を言いたいときに、「Salad or soup, Which perfer?」ととっさに話せるようになります。もちろん、きちんと話せた方がいいですから、上記の表現を数回音読しておくと万全ですね。くれぐれも最初から完璧に全文を覚えようとしないこと。とっさのときって、やはり単語を言うのが精いっぱいだったりするので…
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