さまざまな「お待たせしました」
- 安達洋
- 2019年11月22日
- 読了時間: 3分
こんにちは。暗記不要のカタカナ接客英語。続けられる自学・独学で英語上達。企業英語講師の安達洋です。
★★★さまざまな「お待たせいたしました」★★★
「お待たせいたしました」の定番は、Thank you for waiting.ですね。ただ気を付けるべきポイントが3つあります。一つ目は、実際にほとんど待たせていないときに使うのは不自然であること。二つ目は、相当待たせたときにはお詫びの表現のほうが適切であること。三つ目は、私たちはこの表現を条件反射的に言っているだけで、実際の状況にはもっと別の表現が適している場合があること。
★★★ ちょっとだけ待っていただいたとき ★★★
●Thank you for waiting. サンキュー・フォー・ウェイティング「お待たせいたしました」:入店から席へのご案内、注文した料理を持ってくるとき、お客様に呼ばれ到着まで少し時間がかかったときなど、あらゆる場面で使えます。いずれにせよ、お客様が不快にならない程度に待たされたときに使います。お客様を全く待たせていないときや、長い時間待たせたときは別の表現にしましょう。
●Thanks for your patience. サンクス・フォーユアペイシェンス「大変お待たせいたしました」:ちょっと待たせてしまったかも…というときに使えます。
★★★ お待たせしなかったときの「お待たせしました」★★★
●This way, please. ディスウェイプリーズ「こちらへどうそ」:入店即お客様を席にご案内するときに使います。
●Here is your order. ヒアリス・ユアオーダー「こちらご注文の料理です」:注文した料理をお客様に出すときに使います。Here is your food.ヒアリス・ユアフードでも使えます。
●Here you are.ヒアユーアー「はい、どうぞ」:注文した料理をお客様に出すときに使います。注文に限らず、目の前の相手に何か差し出すとき全般に使えます。
●Enjoy your meal. エンジョイ・ユアミール「どうぞお召しあがりください」:直訳は、「食事を楽しんでください」。よほど待たせたのでない限り、こちらを言って料理を出してもよいでしょう。Here is your order. Enjoy your meal! と組み合わせても使えますね。
★★★ 相当お待たせしたときの表現 ★★★
●Sorry for the delay. ソーリー・フォーザディレイ「お待たせして申し訳ございません」:明らかにお客様を待たせてしまったときに使いましょう。
●I apologize for the long wait. アイ・アポロジャイズ・フォー・ザロングウェイト「大変長らくお待たせして申し訳ございません」:かなりお待たせしてしまったときに使います。
※さまざまな「いらっしゃいませ」はこちら。
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